岸和田市地域包括支援センターいなば荘牛滝の谷の活動報告
「特殊詐欺被害防止の個別訪問」
地域包括支援センターの業務内容は多岐にわたりますが、地域のお困りごとに対処していくのもその1つであります。昨今、特殊詐欺被害が担当圏域の校区においても広がっており、岸和田警察と協力しながら詐欺被害防止の啓発活動を行っております。
詐欺被害防止啓発のチラシは警察でも作成されていますが、このたび当包括支援センターでも独自にちらしを作成し、圏域のコンビニエンスストア11カ所ならびに、現在岸和田市内でもトップの詐欺被害が発生している東ケ丘町の750世帯あまりに個別訪問を行い、詐欺被害防止啓発のちらし配布を行いました(緊急事態宣言下での個別訪問は行っておりません)。
特殊詐欺の中でもプリペイドカードを利用した詐欺が増加しております。詐欺グループは言葉巧みに高齢者を騙し、コンビニエンスストアへ誘導、高額(5万円のカードもあります)のプリペイドカードを買わせ、カード番号を聞き出し金銭を搾取するといった流れです。
先日、担当圏域で起きた事象では、70万円もの金額を騙しとられた男性の高齢者の方がおられました。コンビニ内のプリペイドカード販売コーナーには「詐欺被害に注意」とポップが貼ってあったり、コンビニエンスストアのスタッフが異状に気づき、通報してくださるケースもありますが、詐欺は身近で起きております。年齢関係なく、皆さまもどうか十分ご注意ください。