母の日?
5月9日の日曜日は母の日でしたが、皆さまはどんな母の日をお過ごしになられたのでしょうか?
今まであまり意識したことがなかったのですが、母の日の成り立ち・由来と、なぜ母の日にカーネーションを贈る風習が根付いたのかを調べてみました。
発端となった人物は、アメリカの南北戦争で負傷兵のケアを行っていた女性の子ども、アンナ。アンナの母親は「マザーズデー・ウォーク・クラブ」という団体を立ち上げ、敵兵のケアも献身的に行っていた女性でもありました。
そんな聖母のような母親が亡くなった2年後の5月12日、娘のアンナは教会で母の追悼会を行い、アンナは追悼会にて母親の好きだった白いカーネーションを捧げ、亡き母を偲びました。そしてアンナは、亡き母への追悼会をきっかけに、母に感謝の気持ちを伝える「母の日」を提唱し、1910年にはアンナの出身地であるウェストバージニア州の州知事が「5月第2日曜日を母の日とする」と宣言。さらに、1914年(大正3年)にはアメリカ議会によって5月の第2日曜日が正式に「母の日」と制定されたとのことです。
当初は白いカーネーションが「母の日のシンボル」でしたが、「母の日」が日本や他国に浸透していく中で、カーネーションは赤色が主流に変わりこれは、白いカーネーションを亡き母を偲ぶために用いたことや、花言葉が原因だと言われています。現在は赤いカーネーション以外にもさまざまな種類のお花がプレゼントに使われています。
特別養護老人ホームいなば荘 心奏ユニットの「お母さん」にも、美しい紫陽花が届けられました。
すべてのお母さんに感謝をこめて…『ありがとう。』